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スケジュール表③

スケジュールを作成するときに、伝えたい内容はどのように伝えますか。

 

・写真

・絵

・文字

 

など様々な伝えるツールがあります。

 

自閉症スペクトラムの方は、声などの聴覚での情報より、文字などの視覚的な情報

の方が伝わりやすいと言われています。

 

また、スケジュールを並べる順番は左→右というような横並べよりも、

上→下というように縦に並べた方が理解しやすいという研究結果が出ていると

聞いたことがあります(本当かどうかきちんと調べてはいないですが…)

 

内容を伝える手段については、次のように考えています

 

実物 … 例えば、音楽の時間にタンバリンを見せる

      具体的で分かりやすい反面、用意するのが大変、また、かさばる

写真 … 場所など、具体的に分かるが、支援者が一度その場所に行って

     写真を撮ってこないといけない。

絵  … 絵を描ければよいので、支援者が写真を撮る必要もなく、実物を用意

     することもないため、汎用性がある。絵から具体的な場所など連想

     できる能力が必要(シンボルサインも同様)

文字 … 字を書けばよいので、絵などの事前準備の必要なしにスケジュールを

     作成できる。対象者が文字を理解している必要がある

 

スケジュールは、対象となる方が理解できることが第1です。

そして、さまざまな方法で理解できるのであれば、実物より写真、写真より絵、

絵より文字としたほうが汎用性が高まります。

 

基本的にはこのような感じですが、その子にとって、どうするとスケジュールが

より生きていく上で有益なものになるだろうと支援者はずっと考えていく必要が

あるなあと思っています。