特別支援学校、学級に通う子ども達は、少人数で手厚い教育が受けられる反面、
交友関係が限定的になりやすいというマイナスな面も見られます。
このマイナス面を補うために、様々な集団で過ごすという経験は大きいです。
学校とは違う集団の中で一緒に遊んだり活動したりすることで、
社会性が身につきやすくなると考えています。
子ども達それぞれの発達段階や興味、必要に応じて個別活動をしています。
お手伝い(食器洗いや検温など)
個別課題(型はめや文字ならべなど)
清掃(ゴミ集めや床そうじ)
工作(カレンダーづくりやおりがみなど)
花のお世話(水やりなど)
「出来た作品をみんなに称賛された」
「そうじをしたら感謝された」
など、出来たことに自信が持てるような活動になるように工夫をしています。
指導者が決めた活動を行うのではなく、自分でやりたいことを見つけて過ごす。
障害のある大人の方の話を聞いた時、余暇活動の時間に何をして過ごせばよいか分からないという
話をよく聞きます。
小さい頃から、自分で過ごし方を考えて、自分らしく過ごせることは大事なスキルです。
決められた活動をみんなですることも大切ですが、子どもからの提案のあった活動を
一緒に考えて楽しい時間にするという活動も同等以上必要であると考えています。